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小原鐵心(1817文化14年11月3日 〜 1872 明治5年4月15日)
名は忠寛、字は栗卿、通称、二兵衛(幼名本太郎)、号に鉄心のほか是水、酔逸など。 幕末大垣藩の重臣。
『鐵心居小稿』 有竹詞屋蔵梓, 弘化4 [1847] 刊
『飲夢(記飲九篇)』 慶応3[1867] 刊 :岐阜県図書館蔵本 : 国文学研究資料館蔵本 : 国立国会図書館蔵本
『鐵心遺稿』八巻別録一巻 小原寛栗卿[著] 岡安慶介(発売),明治6[1873]刊,3冊(初刷りは5冊)
『亦竒録:えききろく』上中下巻 小原(鉄心)寛[野村(藤陰)煥、菱田(海鷗)禧、菅(竹洲)喬 ] 慶應3年[1867]序, 1冊 (初刷りは3冊)
『鷃笑新誌:あんしょうしんし』1集〜11集合本(明14年[9]月〜15年8月) 鷃笑社(大垣郭町1番地、社長野村藤陰)刊行
『小原鉄心と大垣維新史』 徳田武著 2013年勉誠出版刊行
小原鐵心の墓がある全昌寺へ行って参りました(2006.11.12)。お墓は建て替へられて立派になってゐました。 元の石碑は昭和50年代に整理され、魂を抜かれた無縁墓石たちと一緒に入口に置かれてゐます。鴻雪爪、高岡夢堂の墓もあり。
彼の「無にして何ぞあらん」とユートピアの意を込めた別業「無何有荘(むかうそう)」の一部「大醒榭(たいせいしゃ)」も残ってゐて、紅殻塗りの酔狂な造りをみることができます(写真は移築前2006年に全昌寺境内にて撮影)。
邸門とともに三転四転、現在は大垣市奥の細道むすびの地記念館内に移築されてゐます)
掛軸 (2019年3月購入)
掛軸 写し (2006年7月購入 真蹟は大垣市郷土館蔵)
掛軸 (2020年10月際遇)