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森春濤(1819文政2年4月2日 〜 1889 明治22年11月21日)

名は魯直。字は希黄。


『高山竹枝』 名古屋 : 奎文閣, [慶應2(1866)]跋[刊]1冊 ; 13.5cm

『岐阜雑詩』 岐阜 : 成美堂, 明治7年1874 48丁 ; 23cm

『新潟竹枝』 新潟 : 小林二郎, [明治14(1881)刊 1冊 ; 15.0cm


掛軸 (2007年4月購入)

軸

紙本 本紙 × 表装 × 紙丸 元表装

淡路洲邊霧漸収
舞児磯畔月初浮
扁舟櫂在空明上
縹渺須磨赤石秋

松琴三木盟臺粲正 春濤六十翁[墨]

淡路の洲辺、霧、漸く収まる
舞児(舞子)磯畔、月初めて浮かぶ
扁舟、櫂は空明の上に在り
縹渺たり須磨明石の秋

松琴 三木 盟臺(中田憲信?) 粲正 春濤六十翁[墨]す

p1

p2 p3


扁額 (2008年3月購入

p4

日熏餘炎夜未灰
涼聲刹地把詩僅
一枝青閃西窓燭
移向芭蕉看雨来

清鑑
春濤森魯直

日は余炎を燻じて 夜いまだ灰ならず
涼声 刹地 詩を僅かに把り
一枝 青 閃く 西窓の灯
芭蕉に移り向ひて 雨の来るを看る

清鑑
春濤森魯直


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