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さとう いちえい【佐藤一英】『遠い海風』1939


詩集 遠い海風

佐藤一英 第5詩集

昭和14年9月20日 第一書房(東京)発行

上製函入 19.5cm×13.5cm 本文327ページ 定価1円50銭

1000部刊行


国会図書館所蔵

遠い海風 遠い海風

書影 左:本冊   右:函

それまでの詩集、「青騎士」時代から聯へ移行するまでの成果を集成した全詩集


遠い海風 目次

  野の妻におくる歌

1 .池を去る前に
2 .水上の満月
3 .酒
4 .寂しい墓
5 .真珠
6 .冬
7 .亡い母に
8 .秋
9 .老
10.扉
11.Tに──
12.深淵
13.故郷へ

  芬陀利華(ふんだりげ)

14.香爐
15.病める蚕
16.一日の終焉
17.羅漢堂冬夜
18.雨後
19.ある夕暮
20.親鸞上人御逮夜
21.冬の雨
22.夜
23.六月の窓
24.冬の午後

  古園の莱(らい)

25.秋日
26.イントキシケーション
27.氷雨
28.無題
29.平安
30.明暗
31.夜の街
32.夜の躑躅
33.夕の歌
34.靜物に讃す
35.一日の微風

 晴天以後

36.落葉樹
37.夏の夕
38.空居
39.思ひ出の小径
40.過労
41.夜の雨
42.怠惰のとき
43.夜の時
44.梅雨期
45.春立つ前に
46.老いた空
47.梅雨月光曲
48.最終の夢

 青帝賦(古典詩集)

49.静御前
50.羽衣
51.大和し美し

 デムデム祭(新韻律詩集)

52.水
53.火
54.枯柳
55.波
56.鐘
57.そよかぜ
58.鬼門
59.溝
60.雷神
61.風の日
62.柱
63.変
64.栗鼠
65.寂池
66.池
67.友どち
68.大和路
69.秋庭
70.小春日
71.水仙
72.紙鳶
73.野菜
74.野火
75.紙鳶あげ
76.木曽路

 空海頌(そらうみのたたへ:聯組詩)

  始の書

77.やがて来む
78.うちつづき
79.何事もなきを願へど
80.されど
81.のがれむに
82.業
83.みのりなき巌
84.夕より朝まで
85.風いたらず
86.野に満ち海に満つ
87.汝喰む
88.石ころの中に
89.石ころを
90.石の上に
91.砂また砂
92.天も地も凍り果てたり
93.つひに聞かむ

奥付

 的歴集(聯詩)

94.はじめ
95.あゆみ
96.あしきとき
97.九つの石
98.いとなみ
99.おくりもの
100.きざし
101.もとめ
102.解説
103.音信
104.風景
105.所在
106.夕
107.ある花
108.水
109.道
110.内外
111.断
112.名
113.はたて
114.北天
115.よみがへり
116.われを彫刻(うつ)さむとする人に与へる
117.終りある時
118.露
119.ひらく
120.海
121.裸
122.つたへ
123.草野
124.独り
125.転生
126.声
127.像
128.いとなみ
129.雲
130.千代田の堀に立ちて
131.秋にありて
132.菊
133.明ける
134.ある朝


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