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頭山 満(安政2年4月12日(1855年5月27日) 〜 昭和19年10月5日)
頭山 満 掛軸



 



武市半平太 絶筆詩より

花依清香愛
人以仁義栄
幽囚何可恥
只有赤心明


花は清香に依って愛せられ、人は仁義を以って栄ゆ。幽囚何ぞ恥ずべ き、只赤心の明らかなるあり。




翁の筆札は全くの自己流である由、吾もまた平仄無視の悪詩を呈して一粲を博さん。

 頭山満翁少壮日

天与兼備知仁勇
加之皆称以乱暴
乱義逆転青雲日
女傑善教人参畑



頭山満翁、少壮の日

天与兼備す、「知・仁・勇」 
しかのみならず皆称するに「乱暴」を以てす
「乱」の義は逆転す、青雲の日
女傑善 く教ふ、人参畑


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