「四季」総目録 1936

第14号	昭和11年1月号	プティ・キャフェエ　（ヴァレリー）	小品	増田篤夫訳	4-8
-	-	夜が私に歌って聞かせた・・・　（ジャム）	散文詩	三好達治訳	9-13
-	-	踏切で	詩	丸山薫	14-15
-	-	冬の旅	詩	津村信夫	16-17
-	-	除夜の鐘	詩	中原中也	18-19
-	-	秋の色	詩	内田忠	20-21
-	-	羞にかみの日の歌　（フランツ・ヴェルフェル）	詩	神保光太郎訳	22-25
-	-	夢　（リルケ）	詩	堀辰雄訳	26-28
-	-	鱗の宮	随筆	百田宗治	29-32
-	-	鴨　1,2,3	詩	三好達治	33-35
-	-	雨の言葉	詩	立原道造	36-37
-	-	荒蕪地にて	詩	乾直恵	38-39
-	-	奇蹟	詩	田中克己	40
-	-	恋愛科学	詩	吉村正一郎	41-45
-	-	をとめ	詩	太田道夫	46
-	-	街にて	詩	杉山平一	47
-	-	自分の映像を見て	詩	萩原朔太郎	48-50
-	-	「絶望の逃走」重版の序	自序	萩原朔太郎	51-52
-	-	新らしき本	感想	萩原朔太郎	53-56
-	-	燈下言	感想	三好達治	57-59
-	-	僕の言葉	感想	三好達治	60
第15号	昭和11年2月号	抱ける琴	詩	竹中郁	4-5
-	-	夢に来し叔父	詩	中河與一	6-7
-	-	歳末閑居	詩	井伏鱒二	8-9
-	-	父の悲哀・孤影	詩	山崎保人	10-13
-	-	句帖抄	詩	岩田潔	14-15
-	-	詩壇時言	感想	萩原朔太郎	16-23
-	-	美はしきひとへ　（フランツ・ヴェルフェル）	詩	神保光太郎訳	24-26
-	-	冷たい夜	詩	中原中也	26-27
-	-	早春	詩	田中克己	28-29
-	-	一枚の絵	詩	津村信夫	30-31
-	-	孤独の日の真昼	詩	立原道造	32-33
-	-	天邪鬼	詩	丸山薫	34-35
-	-	海辺日誌	詩	辻野久憲	36-42
-	-	讃歌	詩	太田道夫	43
-	-	航海	詩	塚山勇三	44-45
-	-	冬	詩	能美九末夫	46
-	-	白	詩	杉山平一	47
-	-	最近二詩集	感想	竹中郁	48-49
-	-	愛する神の歌	感想	立原道造	50-55
-	-	燈下言	感想	三好達治	56-58
-	-	四季消息	-	同人消息	59
第16号	昭和11年春季号	純正自由詩論	評論	萩原朔太郎	4-18
-	-	神は・私の生れる時・・・（アンリ・シャルル・リー　ド）	詩	中原中也訳	19-21
-	-	モンマルトル　（コクトー）	詩	宮井三郎訳	22-27
-	-	憩ひ・黄昏	詩	三好達治	28-29
-	-	鳶、烏	詩	田中克己	30-31
-	-	墜死	詩	津村信夫	32-33
-	-	海辺日誌	詩	辻野久憲	34-38
-	-	雑信一束	詩	堀辰雄	39-41
-	-	詩論　（アラン）	詩	桑原武夫訳	42-45
-	-	朝やけ	詩	立原道造	46-47
-	-	智性・安子	詩	神西清	48-49
-	-	冬の池畔	詩	井伏鱒二	50-51
-	-	詩歌に於ける自我	評論	神保光太郎	52-57
-	-	かざりまど	詩	葛巻ルリ子	58-59
-	-	詩作	詩	芳賀潤	60
-	-	羽搏き	詩	能美九末夫	61
-	-	海に降る雪	詩	内山義郎	62
-	-	燈下言	感想	三好達治	63
-	-	後記	後記	津村、神保	64-65
第17号	昭和11年5月号	オロロン・サント・マリイ　（シュペルヴィエル）	詩	堀口大学訳	4-12
-	-	断章	随筆	萩原朔太郎	13-19
-	-	詩の生活	散文詩	丸山薫	20-21
-	-	峠	詩	神保光太郎	22-23
-	-	幻	詩	伊東静雄	24-25
-	-	雨	詩	中田宗男	26-27
-	-	小譚詩	詩	立原道造	28-29
-	-	冬海のほとりに住む	詩	田中克己	30-31
-	-	雪の賦	詩	中原中也	32-33
-	-	夜半の窓	詩	三好達治	34-35
-	-	日日	詩	杉山平一	36
-	-	鳩達	詩	能美九末夫	37
-	-	波止場で	詩	塚山勇三	38
-	-	海辺日誌	散文詩	辻野久憲	39-43
-	-	雑稿	感想	神西清	44-48
-	-	窓　４　（リルケ）	詩	堀辰雄訳	48
-	-	ボードレールとリルケ	評論	笹沢美明	49-57
-	-	同人雑記　時々言々	感想	萩原朔太郎	58-61
-	-	同人雑記　黒手帖	感想	立原道造	61-63
-	-	同人雑記　「ランボオ論」について	感想	辻野久憲	63-64
-	-	同人雑記　私信	感想	津村信夫	64-66
-	-	同人雑記　詩の復活	感想	神保光太郎	66-67
-	-	前の世　（ボードレール）	詩	増田篤夫訳	68-69
-	-	増田篤夫さんのこと　報告	回想	亀山巌	70-71
-	-	増田篤夫さんのこと	回想	三好達治	71-73
-	-	燈下言	感想	三好達治	74
-	-	後記	後記	津村、神保	75-76
第18号	昭和11年6月号	詩の勃興に就いて	評論	中島健蔵	4-10
-	-	ラソボオの昧爽	感想	辻野久憲	11-19
-	-	「外はお寒むいです」	詩	津村信夫	20-21
-	-	谿間、熱砂へ	詩	竹村俊郎	22-23
-	-	大儀	詩	山之口獏	24-25
-	-	月へ、ボレロ	詩	杉山平一	26-28
-	-	唄	詩	能美九末夫	29
-	-	旅人の夜の歌	詩	立原道造	30-33
-	-	同人雑記　時々片々	詩	萩原朔太郎	34-36
-	-	同人雑記　むづかしい文章	詩	桑原武夫	36-38
-	-	純白な幸福　（リルケ）	短編	大山定一訳	39-45
-	-	独身者	詩	中原中也	46-47
-	-	後朝喪失	詩	小高根二郎	48-49
-	-	黎明の歌	詩	山村酉之助	50-51
-	-	春のわかれ・死者	詩	田中克己	52-53
-	-	春	詩	神保光太郎	54-55
-	-	文学的といふことと、常識的と言ふこの別	感想	萩原朔太郎	56-62
-	-	詩と批評　（J.ミドルトン・マリー）	感想	笠原美子訳	63-72
-	-	燈下言	感想	三好達治	73
-	-	後記	後記	津村、神保	74-75
第19号	昭和11年7月号	ボオドレェルの精神分析	評論	松井好夫	4-16
-	-	少女の死	感想	沢西健	17-21
-	-	わが半生	詩	中原中也	22-23
-	-	別れ、電話、写真師	詩	杉山平一	24-27
-	-	ながれ	詩	立原道造	28-29
-	-	「署名」について	感想	神西清	30-34
-	-	「署名」に寄せる詳論	感想	阪本越郎	34-39
-	-	ランボオの訳者辻野久憲君に	感想	保田與重郎	40-45
-	-	「郷愁の詩人、与謝蕪村」について	感想	丸山薫	46-47
-	-	田舎の絵本	感想	津村信夫	48-49
-	-	十年	散文詩	柏木俊三	50
-	-	血まみれの祈り	散文詩	山崎保人	51
-	-	命を歌へる	詩	山村酉之助	52-53
-	-	リリシズムの世界	感想	神保光太郎	54-59
-	-	氷島の詩語に就いて	評論	萩原朔太郎	60-69
-	-	燈下言	感想	三好達治	70-72
-	-	後記	後記	津村、神保	73-74
第20号	昭和11年初秋号	現代詩論考	評論	神保光太郎	4-10
-	-	「早春」によせる	随筆	津村信夫	11-14
-	-	消夏漫談	随筆	萩原朔太郎	15-18
-	-	蛇の目	感想	竹村俊郎	19-21
-	-	越後の友だち	随筆	百由宗治	22-23
-	-	涸れたる噴泉　（フェルナン・グレーグ）	詩	矢野峰人訳	24-25
-	-	風と枯木の歌	詩	立原道造	26-27
-	-	詩人の枕	詩	津村信夫	28-29
-	-	落日	詩	真壁仁	30-31
-	-	述懐	詩	植村敏夫訳	32-33
-	-	夜更の雨	詩	中原中也	34-37
-	-	怠惰な時間	詩	田中克己	38-39
-	-	速力	詩	杉山平一	40-41
-	-	軍隊素描	詩	平岡潤	42-43
-	-	啄木鳥	詩	能美九末夫	44
-	-	感想片々	感想	丸山薫	45-46
-	-	投書	感想	井伏鱒二	47-49
-	-	四季同人印象記	感想	萩原朔太郎	50-55
-	-	追分案内	感想	立原道造	56-57
-	-	燈下言	感想	三好達治	58
-	-	後記	後記	津村、神保	59
第21号	昭和11年10月号	詩の本質性について	評論	萩原朔太郎	4-14
-	-	散文と韻文　（T.S.エリオット）	評論	笠原美子訳	15-25
-	-	蝶・蝶の死・後の蝶・山ざと・浅間	詩	室生犀星	26-32
-	-	波	詩	西村月杖	33-
-	-	甘たろく感傷的な歌、逝く昼の歌	詩	立原道造	34-37
-	-	自在なランプ、秋の印象	詩	丸山薫	38-39
-	-	眠れる少年	散文詩	津村信夫	40-41
-	-	蝉の死骸、山に呼ぶ	詩	田中一三	42-45
-	-	鳥	散文詩	室町喬雄	46-47
-	-	珠玉・恋慕	詩	太田道夫	48-49
-	-	泉	詩	横田久次	50-51
-	-	花断章	詩	木原信輔(高田瑞穂)	52-54
-	-	夕餉	詩	能美九末夫	55
-	-	北風	詩	壬生圭介	56
-	-	雨	詩	下戸億史	57
-	-	追憶	詩	伊達実	58
-	-	独楽	詩	華幽太郎	59
-	-	家鴨	詩	松本二郎	60
-	-	「少年少女」から　（アナトール・フランス）	詩	三好達治訳	61-66
-	-	燈下言	感想	三好達治	67-68
-	-	後記	後記	津村、神保	69
第22号	昭和11年11月号	シルレルの詩	評論	石中象治	4-13
-	-	彼の世界へ	詩	織田正信	14-17
-	-	なだれ	詩	井伏鱒二	18-19
-	-	秋と石と	詩	田中克己	20-21
-	-	雪のあがった朝	詩	古田和子	22-23
-	-	天鵞絨の乳母	詩	竹村俊郎	24-25
-	-	草田男句抄	感想	岩田潔	26-29
-	-	病む賦　（カロッサ）	詩	神保光太郎訳	30-33
-	-	わかれる昼に・のちのおもひに	詩	立原道造	34-37
-	-	雨はしぶきて地を打ち	詩	真壁仁	38-39
-	-	川中島を望む	詩	津村信夫	40-41
-	-	ゆきてかへらぬ	詩	中原中也	42-43
-	-	遠野物語を読んで	感想	桑原武夫	44-48
-	-	西日	詩	能美九末夫	49
-	-	秋の鈴	詩	小杉茂樹	50-51
-	-	胸像、雨	散文詩	瓜田豹太郎	52-54
-	-	かむるち、城壁	詩	杉本長夫	55-57
-	-	夜半	詩	内田博	58-59
-	-	稲妻、秋・無題	詩	坂下十九時	60-62
-	-	「一日集」を読みて	感想	丸山薫	63-73
-	-	燈下言	感想	三好達治	74-75
-	-	後記	後記	津村、神保	76