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やくしじ まもる 【薬師寺衛】 1913-1945
藥師寺衞:やくしじまもる 本名:倉田敬之助。
父:倉田丹三、母:イト(糸子・伊都子と称す。のち梅原姓)の間に大正2年、京都市にて生る。
昭和15年京都府立医大卒業後、軍医としてフィリピンに出征。昭和19年にはレイテ島にあり、翌20年2月11日、頭部貫通銃創にて戦死。
『四季』『コギト』に掲載された詩文以外、原稿類は委託先の林富士馬宅にて焼失。母の許に遺された昭和13年当時の初期稿本『受胎告知』
が、田中克己により昭和28年に筆写されて伝はる(『果樹園』に5編のみ抄出)。
『四季』『コギト』等に掲載された既出作品と合せて、その原文画像を公開する。
『受胎告知』
昭和14年3月16日 (昭和13年4月9日綴り直す)