(2010.06.10up / update)
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むとう かずお【武藤和夫】『武藤和夫詩集第四(草稿)』1956-1963
著者は岐阜県山県市大桑の詩人。岐阜中学、高知高校、京大法学部卒、岐阜中学教諭を経て戦後、三重大学学芸学部教授。
蔵書であった近世の三重県法制史関係の
コレクションが三重県立図書館に収められてゐるが、戦後の詩業はまとめられることはなかった。この草稿は管理人が偶然古書店で発見したものである。
内容は、故郷や三重県各地の小学校校歌と、国連や日本国憲法、皇太子御成婚に寄せた時事詩。前著『高らかに祖國を歌はん』と同一著者とは思はれず、
この人の回想記を読みたいと思ってゐる。