Back (2006.05.29up / 2018.04.21update)

村瀬太乙(1803 享和3年 〜 1881 明治14年)


村瀬太乙 掛軸 その二(2006年5月購入)

村瀬太乙

街頭人定絶人行
坐久燈花落又生
夜雨蕭々聞不悪
繞簷點滴便春聲

辛巳春 太乙七十九翁

街頭、人定まりて、人の行く絶へ
坐すること久しうして、燈花、落ち、また生ず
夜雨、蕭々たり、聞くに悪からず
簷を繞る点滴は、すなはち春の声

太乙七十九歳は明治十四年春の作品。この夏七月三日に長逝。


Back

濃山群峰
Top