「コギト」総目録 2 1933(昭和8年)

コギト2

第9号 昭和8年1月号 作家のパトスと作品の構造 評論 大東猛吉(松下武雄) 4-10
- - 二つの方向 -「旅の誘ひ」と「善悪の彼岸」と- 評論 沖崎猷之介(中島栄次郎) 11-20
- - 「若きフロオベェル」研究稿2 研究 船越章 21-28
- - フリードリヒ・ヘルデルリーン 4 ディルタイ 評伝 服部正己 訳 29-51
- - ハダの仏頭 随筆 保田與重郎 52-57
- - シュトルム詩抄 -19世紀独逸抒情詩集その1- 田中克己 訳 58-61
- - 十二月 田中克己 62-64
- - 小説 松田明 65-75
- - 炎天の家 小説 肥下恒夫 76-84
- - 小説 杉浦正一郎 85-97
- - おしなさん 小説 薄井敏夫 98-114
- - 蝸牛の角 小説 保田與重郎 115-134
- - 文芸時評 時評 若山隆(相野忠雄) 135-141
- - コギト既刊総目次 1932 目録 - 142-144
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 145
第10号 昭和8年2月号 文学に於ける『距離』の問題 ファンタジー考 評論 沖崎猷之介(中島栄次郎) 4-12
- - フリードリヒ・ヘルデルリーン 5 ディルタイ 評伝 服部正己 訳 13-31
- - 『フロオベェル年譜』作成への一提案 研究 船越章 32-34
- - アイヘンドルフ詩抄 -19世紀独逸抒情詩集その2- 田中克己 訳 35-38
- - 桐畑 小説 - 39-68
- - 氷の中の魚 田中克己 69-71
- - 邂逅 小説 松田明 72-81
- - 或る教授の半日 小説 野上吉郎(石山直一) 82-91
- - 文学時評 問題的小説 時評 保田與重郎 92-100
- - 編輯後記 後記 保田・田中 96-102
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 101
第11号 昭和8年4月号 作家の危機意識と内在の文学 評論 保田與重郎 4-31
- - 作家のパトスと愛の問題 評論 大東猛吉(松下武雄) 32-37
- - 『唯物史観芸術論』の排撃と唯物史観芸術論の新建設 評論 高山茂(長野敏一) 38-62
- - しのぶ 小説 肥下恒夫 63-76
- - 雪明り 小説 杉浦正一郎 77-94
- - 夜行列車 小説 薄井敏夫 95-109
- - 多摩川 小説 田中克己 110-118
- - 雪の日 小説 三浦常夫(小高根太郎) 119-123
- - 暁子 小説 野上吉郎(石山直一) 124-138
- - 小説 沖崎猷之介(中島栄次郎) 139-149
- - 神々の黄昏 ハイネ -19世紀独逸抒情詩集その3- 田中克己 訳 150-152
- - クロオド・ドビュッシー -人と芸術- L.ファビアン 1 評論 松浦悦郎 訳 153-167
- - 文学時評 1レアリズムの意識 時評 保田與重郎 168-177
- - 文学時評 2『唯物弁証法的創作方法』についての一批判 時評 保田與重郎 178-182
- - 編輯後記 後記 保田・肥下 183
第12号 昭和8年5月号 言語の形而上学とロマンの問題 評論 沖崎猷之介(中島栄次郎) 4-23
- - 作品評価の問題 -唯物史観美学確立のために- 評論 高山茂(長野敏一) 24-39
- - 蝸居の草房から 感想 保田與重郎 40-52
- - 死なせる 小説 薄井敏夫 53-79
- - 截片 田中克己 80-85
- - 小説 日野孝 86-92
- - 秋萩 赤川草夫 93
- - 御身 沖崎猷之介(中島栄次郎) 94-97
- - 小説 松田明 98-111
- - 文学時評 1文学と生活又は純粋文学の方向 時評 大東猛吉(松下武雄) 112-126
- - 文学時評 2以上に関連し作品並びに雑誌印象記 時評 大東猛吉(松下武雄) 112-126
- - 編輯後記 後記 保田・肥下 127
第13号 昭和8年6月号 近世欧洲文学の動向 ディルタイ 評論 服部正己 訳 4-15
- - 作家的精神の三つの形態 評論 大東猛吉(松下武雄) 16-23
- - 創作方法と文学革命 -唯物史観建設のための二三の覚え書的記録- 評論 高山茂(長野敏一) 24-35
- - 復活の書 感想 三浦常夫(小高根太郎 36-45
- - 暮春日記 感想 田中克己 46-50
- - 僕のデーモン 沖崎猷之介(中島栄次郎) 51-53
- - 晩餐 田中克己 54-55
- - 第三の手紙 小説 保田與重郎 56-68
- - アプショイリッヒ 小説 薄井敏夫 69-78
- - 池の畔 小説 杉浦正一郎 79-97
- - 道 1 小説 野上吉郎(石山直一) 98-109
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 111
第14号 昭和8年7月号 小説のニ重性格とモラルの問題 評論 沖崎猷之介(中島栄次郎) 4-12
- - ドストエフスキー -精神病理学者あるひは精神錯乱者として- E.ソロヴィヨ 評論 井原左門(保田與重郎) 13-20
- - フロオベェル研究資料 1 研究 船越章 21-30
- - クロオド・ドビュッシー -人と芸術- L.ファビアン 2 評論 松浦悦郎 訳 91-101
- 松浦悦郎追悼 松浦悦郎略譜 年譜 - 42
- - 松浦悦郎君に 回想 肥下恒夫 43-44
- - 松浦氏のこと 回想 服部正己 44-45
- - 松浦君の死と僕 回想 高山茂(長野敏一) 45-47
- - 松浦君と僕 回想 大東猛吉(松下武雄) 47-49
- - 松浦悦郎のこと 回想 沖崎猷之介(中島栄次郎) 49-50
- - 二月九日の夜 回想 薄井敏夫 51-53
- - 松浦悦郎のこと 回想 田中克己 53-56
- - 松浦君のこと 回想 松田明 56-58
- - 東京を去る日とその前の日 回想 丸三郎 58-63
- - わかれ 回想 友真久衛 64-66
- - 松浦君 回想 船越章 66-68
- - 思ひ出のことなど 回想 杉浦正一郎 69-70
- - 松浦君を悼む 回想 若山隆(相野忠雄) 70-72
- - 回想 保田與重郎 72-73
- - 六月のパンセー 感想 三浦常夫(小高根太郎) 74-86
- - 一夜 杉浦正一郎 87-89
- - 薄紗の頃 田中克己 90-91
- - Johnal sans date 沖崎猷之介(中島栄次郎) 92-93
- - 行路 小説 肥下恒夫 94-101
- - 漂ふ 小説 若山隆(相野忠雄) 102-109
- - 叔母たち 小説 保田與重郎 110-127
- - いつの日にか 小説 日野孝 128-133
- - 道 2 小説 野上吉郎(石山直一) 134-144
- - 文学時評 1再び所謂『唯物弁証法的創作方法』について 時評 保田與重郎 145-154
- - 文学時評 2今日の詩への感想 時評 保田與重郎 145-154
- - 文学時評 3数箇の作品、文学雑誌の印象 時評 保田與重郎 145-154
- - 音楽批評のLabyrinth 時評 薄井敏夫 154-158
- - 沖崎氏の『言語の形而上学とロマンの問題』を読む 感想 大村広三 158-163
- - コギト9号以降総目次 目録 - 164-165
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 167
第15号 昭和8年8月号 理知主義 評論 保田與重郎 4-16
- - 芸術哲学 1 (シェリング) 評論 松下武雄 訳 17-31
- - クロオド・ドビュッシー -人と芸術- L.ファビアン 3 評論 松浦悦郎 訳 32-48
- - フロオベェル研究資料 2 研究 船越章 49-58
- - 東北の旅 感想 三浦常夫(小高根太郎) 59-64
- - 植民地から 感想 日野孝 65-66
- - ルツィンデ 1 (シュレーゲル) 小説 薄井敏夫 訳 67-85
- - 季節の如く 沖崎猷之介(中島栄次郎) 86-88
- - 新時代 赤川草夫 89-91
- - 病院の患者の歌 伊東静雄 92-95
- - 風の上 杉浦正一郎 96-97
- - 鶏卵 小説 沖崎猷之介(中島栄次郎) 98-113
- - 抒情詩 小説 三浦常夫(小高根太郎) 114-123
- - 道 3 小説 野上吉郎(石山直一) 124-133
- - 此の雑誌の立場など 感想 野上吉郎(石山直一) 138-140
- - 文学時評 1唯物言語について 時評 保田與重郎 141-145
- - 文学時評 2創作詩評 時評 杉浦、若山 145-151
- - 文学時評 3詩の時評 時評 田中克己 151-153
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 155
第16号 昭和8年9月号 作家の性格とスティルの問題 評論 松下武雄 4-15
- - 芸術哲学 2 (シェリング) 評論 松下武雄 訳 16-31
- - クロオド・ドビュッシー -人と芸術- L.ファビアン 4 評論 松浦悦郎 訳 32-49
- - フロオベェル研究資料 3 研究 船越章 50-58
- - 批評のレアリズム 感想 中島栄次郎 59-64
- - ルツィンデ 2 (シュレーゲル) 小説 薄井敏夫 訳 65-85
- - 青丘雑詠 (朝鮮の旅の序) 俳句 保田與重郎 86-90
- - 空虚の季節 田中克己 91-95
- - 新世界のキィノー 伊東静雄 96-99
- - 悖徳者の記録 1 小説 保田與重郎 100-114
- - 恋情 小説 三浦常夫(小高根太郎) 115-128
- - 道 4 小説 野上吉郎(石山直一) 129-137
- - 文学時評 1文学と生活 時評 野上吉郎(石山直一) 138-140
- - 文学時評 2創作時評 時評 野上、肥下 140-143
- - コギト第14号、第15号目次 目録 - 144
- - 編輯後記 後記 保田、肥下 145
第17号 昭和8年10月号 レアリズムの精神 評論 中島栄次郎 4-13
- - 芸術哲学 3 (シェリング) 評論 松下武雄 訳 14-32
- - 朝鮮の旅 1 随筆 保田與重郎 33-44
- - 甘棠亭近事 感想 船越章 45-49
- - ルツィンデ 3 (シュレーゲル) 小説 薄井敏夫 訳 50-63
- - 僕の生活から 感想 野上吉郎(石山直一) 64-75
- - 愚者の智慧 田中克己 76-77
- - 小説 杉浦正一郎 78-111
- - 使徒の群 肥下恒夫 112-113
- - 境界 赤川草夫 114-116
- - いちにち 小説 日野孝 117-124
- - イワ゛ン・ゴル詩抄 田中克己 訳 125-127
- - ゴティクの形式間題 1 (ヴォリソガー) 評論 小高根太郎 訳 128-138
- - 文学時評 1超越と内在 時評 三浦常夫(小高根太郎) 139-141
- - 文学時評 2創作時評 時評 三浦、薄井 141-143
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 145
第18号 昭和8年11月号 当麻曼荼羅(芸術とその不安の問題) 評論 保田與重郎 4-20
- - 芸術哲学 4 (シェリング) 評論 松下武雄 訳 21-34
- - ゴティクの形式間題 2 (ヴォリソガー) 評論 小高根太郎 訳 35-41
- - リベラリズムと文学の功罪 感想 中島栄次郎 42-48
- - 甘棠亭尺牘抄 (鴎外。その他) 感想 船越章 49-56
- - ルツィンデ 4 (シュレーゲル) 小説 薄井敏夫 訳 57-74
- - ホーレン 井原左門(保田與重郎) 75-87
- - 一夜 小説 若山隆(相野忠雄) 88-97
- - 海水浴 伊東静雄 98-99
- - The Topography of Formosa 田中克己 100-101
- - 陋巷へ 小説 薄井敏夫 102-114
- - 文学時評 1芸について 時評 保田與重郎 115-119
- - 文学時評 2作品時評 時評 保田與重郎 119-123
- - 文学時評 3詩の時評 時評 田中克己 123-126
- - コギト第16号、第17号目次 目録 - 127
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 129
第19号 昭和8年12月号 構想力論 -詩の論理- 評論 松下武雄 4-13
- - ゴティクの形式間題 3 (ヴォリソガー) 評論 小高根太郎 訳 14-20
- - 朝鮮の旅 2 随筆 保田與重郎 21-33
- - 芸術哲学 5 (シェリング) 評論 松下武雄 訳 34-42
- - ルツィンデ 5 (シュレーゲル) 小説 薄井敏夫 訳 43-61
- - その前後 小説 松田明 62-79
- - 痴愚 小説 田中克己 80-85
- - 国々 杉浦正一郎 86-91
- - ディオテイマ 井原左門(保田與重郎) 92-97
- - 旅行 田中克己 98-101
- - 手帖から 感想 若山隆(相野忠雄) 102-105
- - 文学時評 1文学の無力について 時評 中島栄次郎 106-108
- - 文学時評 2作品時評 時評 若山、井原 108-113
- - 文学時評 3「青の秘密」と「円錐詩集」 時評 保田與重郎 113-117
- - コギト第2巻目次 目録 - 118-123
- - 編輯後記 後記 保田、三浦 125

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